所長ブログ

tel_sp.png

2016.11.29更新

昨日は、鹿屋基地資料館に
続き、知覧特攻記念館に行きました。
ここには何度も何度も来た。
私の政治の原点がこの知覧に有るからだ。
少年飛行兵、学徒出陣、そして
妻子や両親、兄弟姉妹を日本を
守る為に出陣して行った方々は
日本の復興と平和と繁栄の礎と
なって沖縄の海に飛び立ち
散華された。
彼ら英霊から「あとは頼む」と
託されて責任を果たすこと、
それが政治家としての使命だと
日々誇りある日本を創る為に
活動している。これからも。
最後に独身者がほとんどだった
特攻隊員にあって数少ない家族に有る
一人、藤井少佐を紹介します。
藤井少佐は少年飛行兵の精神論の教官
を務めていた。多くの教え子が特攻隊
として出陣していくのを見て
自らも志願をするがパイロットでは無い
という理由で却下され続けた。
昭和19年12月15日朝、
晴れ着を着せた次女千恵子ちゃん(1歳)
をおんぶし、長女一子ちゃん(3歳)の
手と自分の手をひもで結んだ3人の
痛ましい遺体が発見された。
その遺書には「私たちがいたのでは
後顧の憂いになり、思う存分の活躍
ができないでしょうから、一足お先に
逝って待っています」という意味の
ことが書かれていた。
それは藤井少佐の妻、福子さんと幼子だった。
藤井少佐はこの事件の直後、
3度目の特攻志願を行った。
今度は自らの小指を切り、
血書嘆願であった。
今度ばかりは軍も諸般の事情から
志願を受理した。
藤井少佐を特攻隊員として異例の
任命を行ったのである。
飛び立つ前に今は亡き幼子に
手紙を書いた。
「父も近く後を追ってお前たちの
ところに行く。そしたら父の
懐で抱っこしてねんねしようね。
それまで泣かずに待っていて下さい。」と。

11.20

投稿者: 二瓶文隆税理士・行政書士事務所

所長ブログアメブロBlogFacebook株式会社アクティブ 二瓶相続総合サポートセンター
平日9:30~18:30 TEL:03-6240-3326